あなたは、気持ちが落ち込んでいるときにどう過ごしていますか?
- 家でじっとしている
- なるべく人と会わない
- 表面的には普段通りに生活している
- 自分の気持ちの落ち込みを見て見ぬふりをしている
そういった過ごし方をしていませんか?
普通に生活していても、そんな気持ちの落ち込みを感じることは少なくありません。
どうにか気分を良くしようと思ってもどうしようもなくて、気持ちが重いまま日常を送り、時間がいつか解決するのをじっと待っている、ということもあるかと思います。
そんなときの解決法として、今回は旅行のことをお話していきたいと思います。
気分が重い時に旅行なんて気乗りしない!
というあなたも、この記事を読んでから、
このまま鬱々とした日常を送るか、一旦旅行に行ってみるか、
どうするか考えてみてください。
気持ちの落ち込み・気の重さには旅行がおすすめ
旅行には、気持ちをリフレッシュさせる力があります。
例えるなら、閉め切って空気のよどんだ部屋の窓を開けることで、新しい風を通すイメージです。
ジメっとしがちになっている心に新しい風を取り込んでカラッとした気持ちに変えていきましょう。
「知らない」という刺激
訳もなく気持ちが落ち込んでいたり、気持ちがすっきりしないとき、それは心が退屈していることが原因の場合があります。
毎日同じ刺激(面白みのない単調な日々)で心がマンネリ化しているのです。
そんな時に旅行に行くと、沢山の「知らない」に対して刺激に植えていた心が活性化して、気持ちがすっきりします。
知らない景色
食べたことのない料理
いつもと違う一日の流れ
旅行先のそれら全てが心の刺激となって心がリフレッシュします。
日常から強制的に離れられる
仕事やプライベートで嫌なことがあって気持ちが落ち込んでいる時、思い切ってその日常から距離をとることが必要な場合もあります。
旅行先にはいつもの職場もいつもの家も、いつも顔を合わせる友人もいません(旅行に同行している人は別として)。
旅行するだけで、半ば強制的に日常から切り離された時間が作れるのです。
もちろん、基本的に仕事の連絡もよっぽどでなければ見て見ぬふり(可能なら仕事用のスマホは自宅に置いていきましょう)。
同じ休日でも、旅行と違って自宅でゆっくりしていたらこうはいきません。結局同じ日常から抜け出せていないので、そのまま気持ちの落ち込みも抱え込んだままになってしまいます。
リフレッシュのための旅行のポイント
気持ちが落ち込んているとき・気が重い時に行く旅行はどんな旅行でも良い効果を上げるとは限りません。
例えば弾丸トラベルで予定ギチギチ、ずっと時間に追われているような旅行では、日常を忘れることはできるかもしれませんが帰ってきたときにぐったりしてしまいます。
その疲れが余計に気持ちを落ち込ませてしまうことも。
ですので、気持ちをリフレッシュするための旅行にはいくつかポイントがあります。
時間には余裕をもって
スケジュールを立てるとき、以下のような時間の使い方はオススメできません。
早朝出発(無茶苦茶眠い)
電車などの移動が分単位で決められている(例:11:05発の○○行電車に乗る)
食事の時間がきっちり決められている(例:昼食は12時から13時の1時間)
目的地の滞在時間が30分など短い
時間に余裕のないスケジュールでは、交通事情(電車の遅延、渋滞)や目的地での不測の事態(道に迷う、待ち時間が長い)といったことでスケジュールが押してしまい、
「旅行がうまくいっていない」という感覚を持ってしまいます。
時間ばかりを気にして肝心の旅行自体を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
折角の旅行なので時間に囚われることの無いよう、ゆったりしたスケジュールを組みましょう。なんなら、行き当たりばったりを楽しめるならスケジュールもなくていいです。
予定を詰め込まない
「せっかくの旅行なんだから、あれもこれも観光したい!そのエリアの観光地全てコンプリートしたい!」
という気持ちがあるのは当然のことです。それは決して悪いことではありません。
しかし、気持ちの落ち込みや気の重さがあるときにあれこれ予定を詰め込んでしまうと、旅行に行くことそのものが億劫になってしまい、旅行が企画倒れになってしまうことも。
今回の旅行で行けなかった場所には、また次回行けばいい、という位の気持ちで、予定は本当に気なっている場所に行くのみに留めましょう。
なんなら、温泉旅館に泊まって、1日中(休憩をとりつつ)温泉やサウナを行ったり来たりするだけでも十分旅行です。
日帰りでOK
お仕事の都合で長いお休みがとれない場合もありますし、長期の旅行は日程調整や費用の面で難しい場合もあります。
何泊もする、と考えると荷物のことを考えて面倒くさくなってしまったり、慣れない場所で眠るのが苦手で、結局旅行に行かないまま、ということもよくあるのです。
そんな旅行への敷居の高さを改善するために、まずは日帰り旅行を考えてみましょう。
午前中に出発し、帰りがけにどこかでいつもより早めの夕食をとって帰る、くらいの気軽さで旅行のスケジュールを立てると気持ちも楽に予定が組めますすし、これなら仕事のお休みが1日しか取れなくても大丈夫です。
1人、もしくは本当に一緒に旅行したい人と行く
旅行に行くときに、誰と行くか・何人で行くか、ということは意外と重要です。
もしもあなたが1人での旅行に抵抗がないなら、一人で行くこともおすすめです。
相手と予定を合わせる必要がなく、旅行先でも自分の気の赴くままに自由に行動することができます。誰にも気を遣わず、自分のペースで進んでいけます。
また、もしも本当に気ごころの知れた、長時間いても全然気を遣わない仲の良い友人がいるならばその人と一緒に行くのも手です(そんな友人に心当たりがなくても大丈夫。私にもそんな友人はいませんので)。
避けたいのは、本当は気を遣う・行きたいところの趣味が合わない、という相手なのに、旅行は誰かと行くものだという先入観で少し無理をして誰かと一緒に行くことです。
気持ちが落ち込んでいる・気が重いときなのにそんな人と一緒に旅行しようものなら余計心は疲れます。
国内で、ある程度観光地として安全だとみなされている場所であれば、一人旅行でも危険はほとんどないと私は思っています(最低限の防犯対策や一般的な身を守る力は必要ですが)。
落ち込んだ時におすすめの旅行先
旅行先を選ぶ時にも、気持ちのリフレッシュを目的とした旅行にはいくつかのおすすめポイントがあります。
というのも、普段生活しているエリアと大して変わらない場所や、騒々しくて気持ちが落ち着かない場所では気持ちの落ち込みや気の重さが余計に感じられることもあるからです。
心を楽にする、心が穏やかになれる、そんな場所を選ぶことが大切です。旅行先の選び方はぜひ以下を参考にしてみて下さい。
静かな場所
都会の喧騒を離れ、日常の煩さを離れ、静かにゆっくりできる場所。
有名な、大きなテーマパークを1日かけてあくせく回るよりも、人工的な音の少ない、静かさを楽しめる場所がオススメです。
たとえば
海沿いのホテルとをとって、気がむいたら海に足を運ぶ
古風な街並みをゆったり散歩
陶芸体験などの集中できる体験型イベントに参加する
などです。
温泉
日本にはとても多くの温泉地があります。
あなたの家からも、気軽に旅行できる範囲内に温泉地があるのではないでしょうか。
温泉には、体を温めことによるリラックス効果も期待でき、湯の効能によっては美肌や体の不調の改善もあり得るため一石二鳥にも三鳥にもなります。
温泉地で心身をやすめ、旅館の美味しい食事に舌鼓をうつ。最高の一日の出来上がりです。
温泉街を散歩するのもリフレッシュには最適です。
自然や動物に触れられる
海、山、川、自然公園に植物園、動物園などなど・・・。
自然や動物に触れることは心の栄養になります。
例えば
メモ
海で泳いだり釣りをする
山登りやピクニックで程よく体を動かして森林浴をする
自然公園などを散歩しながら、普段感じない四季を感じてみる
広場や河川敷でバーベキュー(BBQ可のエリアで楽しんでください)
動物園で小動物とのふれあい体験や乗馬体験
などなど、自身の五感を活性化させるような体験は気持ちの落ち込みや気の重さの解消に効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
普段の生活の中で感じる気持ちの落ち込みや気の重さは、普段の生活から離れることでリフレッシュできるかもしれません。
そのためにオススメの旅行では、
・スケジュールに完璧を求めない
・心穏やかに過ごせる、心地の良い場所に行く
この二つを意識しながら、ぜひ旅行に行ってみてください。
旅行から帰ってきたとき、出発前に感じていた嫌な気持ちは、すっきりさっぱり無くなっているかもしれませんよ。