突然ですが、最近眠れていますか?
実は睡眠不足はメンタルの不調に直結します。
もしも最近、
ネガティブに考えてしまう
イライラする
何をやっても楽しくない
といったことでお悩みなら、最近十分に眠れているかどうか振り返ってみてください。
そして、ちゃんと寝たいのになかなか眠れない、不眠だ、とお困りの時には、ひょっとしたら知らず知らずのうちに不眠に繋がる行動をとってしまっているのかもしれません。
そこで今回は、不眠に悩んでいる人がやりがちな、不眠に繋がるNG行動をご紹介します。
ご自分の普段の生活に当てはまるかどうか、考えながら読んでみてください。
カフェインをとる
コーヒーをはじめとした、カフェインを含む飲み物を飲む習慣がありませんか?
実はカフェインには覚醒作用があり、頭がすっきりする一方で眠りを妨げる(眠くなりにくい)成分なのです。
カフェインが一度体に入ってから、体内で半分くらいの量になるまでには個人差はありますが2~8時間かかると言われています。さらに体調や体質によってはもっと時間がかかるともいわれていて、不眠に悩んでいるならばできるだけ避けたいものです。
カフェインを含む飲み物には
紅茶
緑茶
エナジードリンク
コーラ
などがあります。
カフェインは健康にいい、という面もあるため、積極的にとっているという人もいるかもしれませんか、不眠に悩んでいる間はやめておくのが無難です。
ストレスを抱え込む
悩み事やストレスがあるとなかなか眠れません。
というのも、本来眠るためには、体をリラックスさせる副交感神経というものが優位になっている必要があるのですが、
ストレスは体を興奮(覚醒)させる作用があり、交感神経の方を優位にさせてしまうからです。
そのため体はリラックスできずに覚醒状態になり、不眠につながります。
ストレスの原因を根本からなくすことは難しいかもしれませんが、少なくとも自分なりのストレス発散方法をもっておいたり、信頼できる人に相談するなど、普段からストレスをケアすることを心がけることが大切です。
体のメンテナンスを怠る
体が疲れているとよく眠れるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、場合によってはこれは少し事情が違ってきます。
ひとつ前にもお話した通り、眠るためには体をリラックスさせ、副交感神経を優位にさせる必要があります。
ところが、体が過度に疲れている・悪いところがある、といった時には体がリラックスできず、副交感神経が優位になりにくくなってしまうのです。
「体は疲れているのに頭が冴えてしまって眠れない」
という状態になってしまうのです。
普段から軽く体を動かして柔軟性を保ったり、体の不調は早めに病院を受診するなどして日々のメンテナンスを怠らない事が大切です。
寝具が合っていない
快適な寝具は気持ちの良い眠りを呼びます。
ですが、たとえば
室温に見合った掛布団を使っていないか
マットレスが硬すぎる・柔らかすぎないか
寝具(や寝室)が白すぎないか(白すぎると交感神経優位になるといわれています)
といったことに注意するだけでも不眠の程度が軽くなることがあります。
夜もスマホなどをみる
これはもう絶対におすすめしません。不眠を改善したいのなら、夜間にスマホを見るのはもうやめましょう。
勿論、夜中にスマホを見たって不眠に悩まない人はいますが、不眠に悩んでいるならば真っ先にやめていただきたいことなのです。
というのも、スマホの画面から出るブルーライトは、太陽の光の一種なのです。
そのブルーライトが目から入ることで、脳には「まだお昼だよ」というメッセージが届いてしまいます。そのため、脳はまだ夜になったと気づくことができず、寝ようにもねられない、どうにも頭が冴えている、という状況になってしまうのです。
人からの連絡が気になることもあるかもしれませんが、連絡を読むことや返信することは翌日の朝すればいいのです。
まとめ
いかがでしたか?不眠に悩んでいる人がついついやってしまいがちな行動をまとめると
カフェインをとる
ストレスを抱え込む
体のメンテナンスを怠る
寝具が合っていない
夜にスマホなどを見る
ということになります。
今まさに不眠に悩んでいるならば、こういったことをしていないか、普段の生活を振り返ってみましょう。