今回は、睡眠に悩んでいる方に向けて、心の専門家である私が読んだ睡眠関連の本の中で特におすすめしたい本を4冊、ご紹介します。
眠れない
睡眠の質を改善したい
眠りのメカニズムを知りたい
そんな方にぜひ読んでいただければと思います。
スタンフォード式 最高の睡眠
この本の特徴
ベストセラーになり、一時期どこの本屋さんでも平積みで目立つところに置いてあったため、「見かけたことがある」という方もおられるのではないでしょうか。
タイトルにもなっているスタンフォードの、大学の睡眠生体リズム研究所所長、というとんでもない肩書を持った方が書かれた本ですので、説得力があります。
その分、堅苦しい内容なんじゃ?
と思うかもしれませんが、それが意外と読みやすい。
大事なところにはすでに線が引かれ、質の良い睡眠のための具体的な方法が面白く書かれていて読んでいて飽きがきません。夢中になって一気に読んで睡眠不足になる、という点では注意が必要かもしれません。
一流の睡眠
この本の特徴
一言で言うと、睡眠で悩む方が多く抱いている疑問に分かりやすく答えを出してくれる本、です。
朝起きて夜眠るその瞬間までの日常生活に即した形で、で良質な睡眠をとるためのポイントが説明されています。医学的根拠に基づいている信頼性もありますが、それよりも「具体的に明日から(なんなら今すぐから)どうしたらいいのか」が分かりやすく書かれています。
図解 眠れなくなるほど面白い 睡眠の話
この本の特徴
とにかく文字数が少ない。図での説明が多いため、普段本を読む習慣のない方でも雑誌感覚(それよりも気軽かもしれません)で読むことができます。
しかも、その読みやすさからは驚くほど論理的で、確かな研究に基づいた睡眠関連の情報が満載。これまでの睡眠の常識を覆す、目からうろこな話も載っています。
「眠れなくなるほど面白い」というタイトル通りの、とても面白い本です。
睡眠の教科書
この本の特徴
タイトルに「教科書」とつけるくらいのなので想像がつくかもしれませんが、この本は上記3冊の本に比べるとやや小難しい言葉が並びます。
質の良い睡眠をとるためのポイントも載ってはいますが、それだけを求めるなら上記の本で充分です。
この本は、睡眠にまつわる異常や障害を専門的に深めたい、という方にとてもおすすめの本です。
睡眠トラブルを抱えた方の具体的な臨床例を挙げながら治療に関しても解説されています。
まとめ
今回は、睡眠に関するおすすめの本をご紹介しました。
睡眠で悩む方、睡眠の質を向上させたい方、そもそも睡眠をは何なのか、を知りたい方のお役に立てれば幸いです。